ある日、家の外にいたらどこから来たのかわからない黒猫が迷い込んできました。
野良猫はたまに見かけるけど、その黒猫は足にへばりついてきて甘えた声ですり寄ってくるので、野良猫ではないようでした。
首輪もしていないし、どこからきたのかわかりません。
放っておくこともできず、飼い主さんが見つかるか、里親に譲るまでは飼うことにしました。
ですが、飼い主さんが現れることも里親が決まることもなく、うちで飼い続けることになったのです。
オスで大人なのですが、よく鳴きました。
一人にすると余計に鳴いて、それはもしかしたら捨てられた孤独感などがあるからかなと思います。
よく紐やおもちゃなどで追いかけるようにうまく動かしたりして遊びました。
外に出かけるのも好きで、いったん出かけると何日も帰ってこないときもあって勇ましさを感じるところもありました。
でも、ケガをしてくることもあって、出さないほうがいいのかと悩んだこともあります。
ケガをしてくるようになってからは、少し家の周りにいるようになって遠くには行かなくなったので少し安心しました。
とても、元気で気が強いところがあって、猫にも性格がそれぞれあるのだなと知ることができました。
どこから来たのか今だわからないままですが、保護できたことは良かったと思っています。