ペットとしてのにわとり

我が家は私が小さい頃に、他の家では飼わないような動物をペットにするという時期が長く、一時期はにわとりを飼っていました。

雄1羽、雌2羽を父親が職場である小学校からもらってきたもので、鶏小屋を作って飼っていました。

雄のにわとりは体格が良く気性が荒く、子どもである私を追い掛け回すなどしてくるので、怖いと思っていました。

雌は毎日卵を産み、その卵を祖母がもらってきて、食卓で食べるということが日課になっていました。

にわとりは雌が2羽いたら、そのうちの1羽と雄がカップルになったようで仲良くしていて、もう1羽は意地悪をされているような感じでした。

にわとりをペットにすることにはいくつかの難点があって、にわとりの方が飼い主になつかないこと、飼育スペースがそれなりに必要と言うことがあり、結果的にはペットとしては向かないなと思います。

ただ他の家では飼うことがあまりないものをペットにできたことで、自分の思い出として色濃く残っていますし、エサやりをしたり、小屋の掃除をしたりしたことがよい経験にもなりました。
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